FX空売りの基礎から投資法まで丸わかり!売り注文でプラスに転ずるエントリー手法も公開

FX取引において注目を集めているのが「空売り」です。単に価格下落で売って利益を得るだけでなく、様々なエントリー手法があることをご存知でしたか?
本記事では空売りの基本から具体的なエントリー方法まで、売り注文で勝率を上げるためのポイントを分かりやすく解説します。
投資で損する前に読んでおきたい空売りの心得が満載です。
空売り(売り注文)とは
空売り(売り注文)とは、FX取引で保有する通貨を直接売却することで利益を得る取引手法のことです。一般的に次のような流れで行われます。
| 空売りの流れ | 詳細 |
|---|---|
| 1.売り注文 | 買う代わりに売り注文で売却する |
| 2.価格下落 | 売却後に通貨価格が下落する |
| 3.買い戻し | 下落した価格で買い戻し決済する |
| 4.利益確定 | 売り値と買い戻し値の差額が利益 |
つまり、自身が保有していない通貨を「空売り」して売却し、その後に価格が下落した時点で買い戻すことで利益を狙う手法です。投資として売り買いが逆転しているため「逆張り」とも呼ばれています。
FX空売りのメリットとリスク
空売りには様々なメリットがある一方で、大きなリスクも存在します。
【メリット】
・上昇相場でも売り注文で利益が狙える
・思惑通りに売れれば高い利益が望める
・様々な売りシグナルがあり応用が効く
・通貨の下落狙いが可能
【リスク】
・売り持ちなので損失の上限がなくリスクが無限大
・デイトレでは高い心理的負担がある
・価格が想定外の方向に動けば大損する
このように、リスクが高いものの投資の自由度が増す反面、下手を打てば失う金額も膨らむ可能性があります。売り手デイトレーダーは特に、リスク管理が極めて重要になってきます。
売り注文のエントリーポイントを見極める2つの方法
空売りで最も重要なのが、いつ・どの水準で売り注文を入れるかを見極めること。エントリーポイントの判断を誤ると、思惑通りの取引ができません。そこで空売り入門者が覚えておきたい売り注文の具体的なエントリー手法を2つご紹介します。
①移動平均線で売りチャンスを判断する
チャート上の移動平均線(MA)を参考に、売りエントリーのタイミングを判断する手法です。
具体的には、
・価格が下落してMAを下抜けた時に売り注文を入れる
・価格がMAから乖離しすぎている時に戻り売りを狙う
MAは平均的な価格の推移を映し出すため、価格がMAを下抜けた時は下落が加速する可能性が高まります。この時に売り注文を入れれば、下落に乗じて利益が期待できます。
また価格がMAから大きく乖離していれば、価格はいずれMAに戻ろうとするはずです。この「戻り売り」で、値を戻す売りチャンスを狙えます。
MAは単純な指標ですが、売買のタイミングを判断する上で重要な目安になるでしょう。
②RSIなどの오버사outlst指標で売りサインを見極める
オーバーソールド(売り過ぎ)を示す指標のサインを利用して、売りエントリーのチャンスを狙う手法です。
代表的な指標がRSI(相対力指数)です。RSIが一定の水準を下抜けると売り過ぎの状態と判断され、反発売りのチャンスと捉えられます。
【売り注文のタイミング例】
RSIが30%を下抜けた時に、上昇して一定水準を上抜く動きを売りサインとする
他にもストキャスティクスやMACDなど、様々なオシレーター系の指標があり、それらのクロスやサインを捉えて売りエントリーを判断することができます。
指標と価格の動きの違いから売り過ぎを判断する「ダイバージェンス売り」なども有効です。過度な売り気配を示す指標のサインは、絶好の売りチャンスと言えるでしょう。
このように移動平均線やオシレーター指標のサインを上手く捉えることで、より確度の高い売りタイミングを見極められます。
空売りのリスク回避には冷静な判断力が肝心
どの手法を取るにせよ、リスク回避の意識を持つことが最も大切です。損失に備えて、あらかじめ許容できる損失額を決めておく必要があります。利食いラインと損切りラインを明確にすることで、冷静な売買姿勢を保てるはずです。
それでも一発逆転のリスクは完全には払拭できません。空売りは大きなリターンが望めるが故に、リスクが高い投資手法だと心得ておく必要があります。
売買タイミングは移動平均線やRSIといった主要な指標を参考にすれば、ある程度は予測できますが、最終的には自身の投資判断が問われる投資手法です。初心者の方は、まずリスク回避に重きを置く姿勢が大切でしょう。